今回は思い入れ深い回となります。

(・∀・)

かつて、それも30年前に
一世を風靡した
「ボルツの30倍カレー」
に挑戦です。

椎名誠氏が今の自分よりも年下であった
サラリーマン時代に挑戦して身悶えた、
東海林さだお氏が丸かじりシリーズで
散々な目に遭ったという伝説のカレーです。

・・・と、書いたところで、
蔵書を調べてみたところ、
当時は40倍まであって、
椎名氏が食べたのは40倍でした。

東海林氏は30倍ですね。

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かつてはあちこちにあったボルツも
今は神田と宇都宮に2店舗あるのみです。

東西線竹橋駅を
KKRホテル東京に直結する
出口を外に出て、
首都高速をくぐり、
この交差点に出ます。

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交差点をまっすぐ進むと、
この案内板に出会うので、
指示通りに左へ。

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到着です。
前回は小手調べで7倍でしたが、
いよいよ30倍を!

お店に入ると先客が数人いました。
注文は
「チキンカレー(800円)を
30倍ホット(350円)で、
あとゆで玉子(50円)と
アイスコーヒー(350円)お願いします」

いよいよ頼んでしまった・・・。

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七倍のはあきらかに殺気がある。
四十倍にいたっては色そのものがすでに凶悪である。
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「とてもハライです。」
「そうでしょう。これは人間の食べるものじゃないですからねえ。」
なんだかひどいことを言っているのだ。
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椎名誠氏「新宿熱風どかどか団」より抜粋

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今回はゆで玉子でカサがあるのか、
ポットはふたつ。

前回の見た目を実は覚えていないですが、
まあ大丈夫そうかな~。
(帰宅して前回写真をみて全然違うと思いましたが)

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一気にいきました。

ヽ(゚Д゚)ノ

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まずは一口。
うん、独特の酸味があるけど、
辛さは普通よりちょっと辛いかな?
ぐらい。

よく行くインドカレー屋の
激辛カレーのほうが辛いぐらいだ。

と、ぱくぱく進んでますが、
半分くらいでペースが落ちます。

汗が顎から垂れてきます。

口を通過する辛さはそれほどでもないですが、、
汗と涙でツラさが出てきます。
福神漬けを頼みに食べ進めます。

最後2,3口というところで、
いよいよスプーンが止まりました。

辛いのはいいのですが、
辛さと酸味しか感じられず、
口にいれるのが苦痛です。

ふと目の前を見ると、
サラダ用のか、
塩が置いてありました。

コレをふりふりして・・・。

うん、ウマイ。

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何とか完食できました。

☆ごちそうさま☆

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食後にアイスコーヒーを飲みながら、
(今どき珍しいガム入り)
マスターに聞いたところ、
辛さに関しては昔と変わりないとのこと。

最後は苦しくなりましたが、
それも味のなさがツラく、
辛さはそれほどでもなかったので、
やはり時代の移り変わりでしょう。

今は、ノーマルでもコレより辛いものもあり、
味も濃いですからね・・・。