休日の昼下がりにぶらりと御徒町へと出る。
上野から御徒町にかけての街並みはどこか昭和を感じさせる。
外国人の観光客も多く、喧噪で溢れかえっている。
それでもこのあたりまで来ると大分静かになる。
チラナイサクラ
このお店は店主はじめ店員が全員浴衣姿の女性である。
ではそういう呑み屋なのかというとそうではない。
そうではないがやはり呑みたい。
昼下がりにゆっくりと呑むのが本当の贅沢というものですよ。
檸檬ハイ 400円
揚げ茄子 300円
で一杯やり、
炒飯 500円
で締めることにする。
まずは檸檬ハイをやりながらゆっくりと待つ。
近頃の日本は白でなければ黒である。
しかし檸檬ハイは白である。
こ洒落た器にサーヴされた揚げ茄子。
素揚げした茄子を輪切りにして、生姜醤油をかけまわして白髪葱をあしらっている。
ラーメン店のつまみがとお思いかも知れないが、これがなかなかどうして美味い。
何とありがたいことだろう。
ここでは炒飯も美味い。
いつでも油断できない。
調理人がしっかり中華鍋を振って作っている。
そのうちラーメンも食べに来ようと思っているがなかなか機会がこない。
炒飯のスープも法蓮草がたっぷりとはいり甘辛の醤油味が効いている。
つまらないお店に毎日いくよりも、こうしていい店を一つずつ、例え半年ごとでもいいから覚えていくことが自分の身になるのですよ。
と、まあ今回はTwitterを見てくれる人や、
わかる人にはわかるようなネタっぽい書き方をしてみました。
☆ごちそうさま☆
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人斬り半次郎 幕末編 池波正太郎 ／出版社：角川書店
